多言語ウェブサイト作成・ソフトウェアローカライゼイション

外国人観光客の増加を迎える日本
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海外のお客様への対応の需要増加

日本にいらっしゃる海外のお客様は継続的に増加しております。せっかく、公式ページ、製品、サービスを立ち上げて豊富な情報を掲載したとしても、ほとんどの外国人観光客(日本語が読めない方)には伝わりません。

 

 

求められている情報を的確に届けられる多言語化が必要になります。ここでは、自動翻訳(機械翻訳)の長所短所、弊社の多言語化サービス、ソフトウェアローカライゼイションサービスのご紹介をいたします。

 

また、弊社は、日本とともに、中国にも拠点を持ち、中国大陸向けには、インターネット規制の関係で、公式ページでの情報発信以外に、中国独自の情報発信にも対応しております。

自動翻訳であればグーグル翻訳で十分

自動・機械翻訳(流行の言葉では、AI)を使った有料の翻訳サービスの広告を見る機会も増えました。「5分で多言語化が可能!」「簡単な作業で、20ヶ国語対応」という文句が並んでいます。

 

これまで200社以上の国内外の会社様の多言語化についてお手伝いさせてもらいました経験から言いますと、「海外のお客様は少なく、重要な顧客という位置づけは一切なく、一応、何らかの手をうっておきたいという場合、現状の日本語のページのままで十分です」(条件として、ウェブサイトがテキストで作られてる必要があります。そうでないと、自動翻訳が文字検知できません)。

 

現在は、グーグルのクロムがブラウザで独占的な地位を占めており、ページで右クリックすると、「どの言語(日本語)に翻訳する」という機能が無料で使えます。日本語に翻訳もできますので、(英語でなくても大丈夫です)海外のページを開いて実験してみてください。

 

海外のユーザは、日本語オンリーのページにたどり着くと、クロムの右クリックでの翻訳を使います。

 

このグーグルの翻訳機能を、今お持ちのウェブサイトに埋め込むことも可能です。翻訳の質は、右クリックと同じと推測されます。

手順としましては、こちらのグーグルサイトから「ウェブサイト翻訳ツール」で、埋め込む「メタタグ」を作成し、ウェブサイトの</head>の下に埋め込みます。 現在、グーグル翻訳は100言語以上に対応していますので、想定するお客様はほぼカバーできると考えます。

 

グーグルの自動翻訳の質は?

グーグルの自動翻訳(機械翻訳)の質はというと、、ひどい状態と言えます。弊社が多言語化サービスを提供しているから、言うのではないのです。

 

海外のページにいき、前述のクロムの右クリックで、自動翻訳機能を使って日本語にしてみて下さい。グーグルは優秀な会社ですから、翻訳の質は日々向上しているはずですが、如何だったでしょうか?

2017年2月の時点では、「まったく意味が分からない箇所もあるくらいのレベル」です。自動翻訳の質は、どの言語から、どの言語に訳すかによっても精度は左右します。100言語以上に対応しているので、アラビア語にも対応させてもいいのですが、質は押して知るべしなのだと思います。

 

そこには、表現の豊かさ、ブランディングも、正確な情報提供への責任もなにもありません。なにも、自動翻訳を埋め込まなくても、ユーザは右クリックでページを翻訳するので、日本語のままをお勧めします。

 

その場合でも、海外の方への情報提供を考えると、シンプルな日本語で無味乾燥気味に書くと、自動翻訳した時、誤解を減らせると思います。

 

自動・機械翻訳にお金を払う意味

グーグルの翻訳もAPIを使うとお金がかかってきますが、有料で自動翻訳、機械翻訳を提供する会社もあるようです。

 

お客様の利益になるよう、翻訳費用を下げ、翻訳スピードを向上させ、精度を上げていく為のグーグルやマイクロソフトの試みやそれに関わる企業さんの努力には頭が下がります。できれば、完全無料の機械翻訳ができればよいと願っていることも確かです。

 

ただ、現状の翻訳の質のレベルに基づいて述べますと、機械翻訳だけ、月に5000円から25000円以上かかり、年間で30万円も課金する会社もあるようです。その機械翻訳の頭脳にあたる部分は、マイクロソフトの翻訳機を利用していたりします。

 

多言語化の予算が潤沢にあり、尚且つ、翻訳の質には拘らないという方以外は、このようなタイプのサービス利用は避けたほうがいいと考えます。

 

理由は以下です:

1.グーグルがそもそも無料で提供していることに課金している

2.支払い額だけみても、長期で遥かに翻訳者に支払う金額を超える可能性が高い

3.契約を止めれば、翻訳した内容はまた日本語にもどる

4.導入後は、月の契約に縛られ、やめたくなっても、「囲われて」しまう

5.質は機械翻訳=グーグルが無料で提供する内容と大差がない

6.海外のお客様に無関係・不必要な情報も提供して、誤解を招く可能性

 

機械翻訳で課金している会社さんでも、このような課題のないところもあるかもしれませんので、間違っていれば、ご指摘願います。

 

海外向けのページに必要なデザイン・内容

基本情報や契約・規約関連はともかく、逐語翻訳がよいわけではないと思います。日本語で多くのページがあるものを、要約し数ページに収めるのも手でございます。

自動化の逆の手間をかけたスピード翻訳

弊社の多言語化サービスは、自動翻訳・機械翻訳の間逆をいくサービスです。

 

英語のみでれば、15万円にて、3から5ページほど会社サービス・製品紹介、費用、問い合わせページを作成します。現在あるウェブサイトをベースにすることも、まったく新しい、海外用のページにすることも可能です。

中国語と英語であれば、25万円にて行います。他の言語についてもご相談下さい。

 

お知らせなど更新については、量にもよりますが、基本、毎月1万円(英語のみの場合)で行わせてもらっています。

 

ソフトウェア・クラウドサービスの多言語化・ローカライゼイション

弊社は、ソフトウェア・クラウドサービスの多言語化も行ってきた専門集団でもあります。アプリやウェブサービスで、海外市場に簡単に手が届くようになりました。海外市場へのローカライゼイションプロジェクトに参加してきました。

 

 

ソフトウェアの多言語化・開発に関しては、専門の技術者もございます。UI/UXの観点からのデザインも行います(別途お見積もり)

海外からのご質問、ご予約依頼が増加されているご宿泊業様や飲食業様には、予約受付代行も行わせて頂いております。

 

ご不明な点、弊社でお手伝いできることがあれば、まずはお気軽に無料相談を!

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