中国上海に窓口を構え、日本人スタッフが中国進出を全面的に支援しています。
中国で影響力の高い展示会の全てで支援可能です。
展示会関連の支援事例としては、
がございます。
中国で展示会、ディーラーズミーティング、イベントなど企画から実行までトータルで支援しておりますが、これらの実例で気の付いた気を付けるべきポイント、知っておくと便利なことをご紹介します。
展示会は時間との勝負です。必要な機材、物資を時間通りに、約束された形で運んでくれる業者が不可欠です。
弊社が支援する場合、弊社の運送会社がございますので、問題でありませんが、ご自身で手配する場合、チェックポイントは、1)展示会の経験が深いか、2)中国国内に事務所又は展示会開催都市内に事務所があるかが重要です。
展示会運営側が公認した運送会社を推薦してくれる場合もあります。それなりの名の通った会社を使えば、運送費用は安くはありません。20年前は外資系と中国企業の差は大きかったのですが、現在は、その差はなくなってきており、中国企業でも外資系と同等又はそれ以上のサービスを提供しているところが増えています。もちろん価格は外資と比較にならないほど安いです。
弊社は、展示会・見本市・イベントの経験が深く、コストに見合った運送会社を利用しています。
中国ではタクシーも使いやすく、車に頼りがちになりますが、朝夕方の渋滞は深刻です。ホテルの質も差が激しいのが中国です。騒音による不眠、食中毒、インフラの不備など宿泊先のリスクは意外と高いです。
弊社のお客様ではないのですが、値段だけで選びとんでもないホテルに宿泊し、展示会の運営に影響がでたという話も聞きました。
展示会運営側でおすすめのホテルリストが提示される場合がありますので、その中から選んでおくのが無難です。
理想は、展示会場へ徒歩で行けること、それなりのブランドのホテルです。
展示会場へ事前に機材の搬入ができる場合が多いのですが、費用が発生します。できるだけ早く展示会近くのホテルを確保し、そこに小型の荷物は配送してしまうことが理想です。
海外から展示会の物品を中国へ持ち込む場合ですが、展示会で展示されるもの(ブースも含む)配布されるもの(PRビデオ等も含む)については、中国の税関のチェックを受ける必要があります。チェックの過程で、中華人民共和国の方針に合わないものは、展示会で使えないばかりか、没収の可能性もあります。
弊社は、中国の展示会・見本市について、すべて中国国内で企画・制作を行っていますので、これらのリスクを最小限に抑えています。
ブースで販促品を配る場合やユニフォームを作成する場合、中国の文化背景に細かな注意が必要です。
ハンカチ、タオル(悲しみのイメージ)や時計(別れのイメージ)は中国では喜ばれませんので、それらのメーカーでない限り、できるだけ避けてください。
スタッフでユニフォームを制作し着用する場合も色などに注意が必要です。例えば、赤がめでたい色であることは中国も同じですが、「祭」は弔いを意味し良い意味ではないので避けてください、緑の帽子は奥様の浮気の意味で望ましいユニフォームとは言えません。
また汚職対策が年々厳しくなっているので、その点も注意が必要です。
弊社は、中国の展示会・見本市について、すべて中国国内で現地スタッフと共に企画・制作を行っていますので、これら文化的なリスクを最小限に抑えています。
日本と違い、挨拶中で、中国では握手が大事です。名刺の渡し方は日本とほぼ変わりません。また、ちょっとした中国語のフレーズも覚えておくと、初めから良い雰囲気で話せるでしょう。
日本人スタッフと現地スタッフだけが参加する場合、問題にならず、気が付かないのですが、これら以外の国籍のスタッフを参加させる場合、中国はビザが必要です。日本企業でも多国籍チームで仕事をしているところも少なくありません。
主要の先進国なら中国ではビザは要らないと考えがちですが、例えばドイツ人は中国でビザが必要です。
ビザの発行は一日ではできません。ビザの発行で手間取って、参加できないスタッフがないよう、参加スタッフの国籍をチェックして下さい。
以上、中国での展示会出展支援実例からご参考になる基本事項を記載しました。
仕事に結びつく効果的な展示会は、書ききれないほどのノウハウが必要とされます。法令の変更、その日その日の状態によっても最善の対応が刻々と変わります。
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