グローバルM&A支援サービス
海外企業買収の第一歩
買収ターゲットの発掘から買収後の運営支援(PMI)まで
世界経済が急速に変化する中で、M&A(企業の合併・買収)は、企業が持続可能な成長を遂げるための重要な戦略的手段として注目されています。特に日本企業においては、少子高齢化による国内市場の縮小を背景に、海外市場への展開がますます重要視されています。
当サービスは、このような背景を踏まえ、クライアントの皆様がM&Aを通じて成功を収めるための包括的なサポートを提供しています。
国内外の動向とM&Aの重要性
日本の主要なメガバンクグループは、国内外での事業収益の好調を背景に、過去最高益を記録しています。さらに、政策保有株の売却益による資本余力の増大により、海外展開を積極的に進める姿勢が見受けられます。
米国とアジア市場への注力: 米国では、ミドルマーケット企業を対象とした資金調達やM&Aアドバイザリーが拡大。アジアでは特にインド市場が注目されており、高い経済成長率や新規株式公開(IPO)市場の活性化により、多くの企業が投資機会を模索しています。
デジタル化との融合: 伝統的なM&A手法だけでなく、デジタル分野を活用した新しい形の投資案件が増加。これにより、事業の効率化や市場競争力の強化が期待されています。
サービスの特長
包括的なサポート:
企業価値評価
法務および財務デューデリジェンス
統合後の事業計画策定
グローバルネットワーク:
海外パートナーとの連携による現地情報の提供
各国の法規制や市場動向に精通した専門家チーム
実績に基づく信頼性:
国内外での多数の成功事例
中堅企業から大企業まで、幅広いクライアント層に対応
日本企業による海外企業買収のためのM&A:私たちのサービスとその重要性
日本企業が海外企業を買収する「クロスボーダーM&A(企業の合併・買収)」は、国際的な事業展開を図る上で非常に有効な手段です。しかし、そのプロセスは複雑であり、適切なターゲット企業を見つけることや、買収プロセスを成功させるための戦略が求められます。当社は、2000年代初頭から日本企業が海外企業を買収するための支援を行っており、これまでに多くの成功事例を積み上げてきました。
当社の強み:クロスボーダーM&Aにおけるパイオニア
当社は、日本企業が海外企業を買収する際のパートナーとして、以下の地域で多くの実績を誇ります。
- 中国:初期の案件として、中国市場でのターゲット企業の発掘を行いました。
- ヨーロッパ:製造業やサービス業など、多岐にわたる分野で案件をサポート。
- 東南アジア(ベトナム、タイ、インドネシア、マレーシア):特に成長市場として注目される地域での実績が豊富です。
20年以上の経験を活かし、業界規模、事業領域、緊急性、予算に応じたオーダーメイドのサービスを提供しています。
サービス内容:
初期調査から交渉、成約までをワンストップでサポート
当社は、お客様のM&Aプロジェクトを成功に導くため、以下のステップで支援します。
1. 市場調査
各地域の業界動向や競合分析を実施し、適切なターゲット企業を特定します。
2. 初期コンタクトと交渉
ターゲット企業へのアプローチや初期交渉を代行します。
3. 専門家のアサイン
必要に応じて、金融・法律の専門家と連携し、デューデリジェンス(精査)を行います。
4. 買収プロセスの全体管理
契約締結からアフターケアまで、全ての段階でサポートします。
他社との違い:大手M&Aファームでは実現できないサービス
Fortune 500に入るようなグローバル企業をクライアントとしてM&Aを支援してきた経験から共有いたします。
多くの日本企業が、大手M&Aファームや会計事務所(いわゆるBIG 4)に相談するものの、予算規模が小さい場合には十分なサポートを得られないという現状があります。これには以下のような理由があります。
- 名の知れたコンサルティング会社でもM&A専門会社でも、案件はほとんど持っていない
新聞で目にする有名なコンサルティング会社や専門会社も、相談に行っても、ほぼ、合致する案件は持っていないのが現状です。不動産選びにも似ているところがあります。予算や事業規模などを思い描いても、それにマッチする案件はほぼほぼ持っていないと考えなくてはなりません。では、案件をもっていったら、汗かいて探してくれるかというと、それも基本あり得ません。彼らは探してもくれません。彼らは案件がはいったら、つながりのある有名企業や大手銀行など金融機関に話を持ち込む、案件の推進サポートをするのがメインの仕事です。
金融機関経由などで話が持ち込まれる超有名企業でもない限り、企業が企業買収を考えたとき、本当に大切なのは、ターゲット企業を探すことなのです。これは海外企業案件になると尚更です。これはいわゆるトップの会計企業やM&A専門会社でも、海外案件すら、もっていないことが殆どです。
- 高額な案件を優先
大手ファームは、取引規模が100億円以上、理想的には1000億円以上の案件を優先する傾向があります。そのため、100億円程度(「程度」というのは残念な表現ですが、大手のスタッフはそう考えます)の案件は後回し、というか、ほったらかしにされることが多いです。
- データベース頼みのアプローチ
多くのファームは、既存のデータベースからターゲット企業を検索します。しかし、データベースに該当がない場合、新たなターゲットを見つける積極的なアプローチは行われません。
当社は、M&Aのターゲットを探すことに注力してきております。M&Aの数字に関する業務や法律などは専門家が山ほどいるわけですが、誰も、案件を探してくることはできません。
これらの課題を解決するために、クライアントの予算規模や業界に基づき、真摯に対応することをモットーとしています。
成功するクロスボーダーM&Aのポイント
クロスボーダーM&Aを成功させるためには、以下のような要素が重要です。
プレミアムの支払いを考慮する
海外の売り手は、地元市場の価格よりも高い価格を提示することが一般的です。これには、クロスボーダー取引のコストや手間を考慮する必要があります。
長期的なビジョンを持つ
過去には、日本企業が価格交渉で強引に値下げを試みた結果、他国の買い手や地元企業に案件を奪われた事例があります。その後、これらの案件が数年で価値を大きく伸ばしたケースも多々あります。
成功事例:東南アジアでの不動産・ホスピタリティ案件
当社は、欧州のサービス業や東南アジアにおけるIT企業、不動産・ホスピタリティ産業のM&Aを数多く支援してきました。売り手が地元市場価格よりも高い金額を提示することが一般的ですが、長期的なビジョンを持った買収によって多くの成功を収めています。
クロスボーダーM&Aをお考えの方へ
私たちは、日本企業が海外市場で成功を収めるための最適なパートナーです。ターゲット企業の発掘から交渉、専門家の調整まで、全てを一貫してサポートいたします。クロスボーダーM&Aを成功させるためには、適切なパートナー選びが何よりも重要です。
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