必読:コロナ対策で、中国へ入国の際(上海編)、絶対必要なもの (2020年3月17日アップデート)

必読:コロナ対策で、中国へ入国の際(上海編)、絶対必要なもの 新たな隔離制度について (2020年3月17日アップデート)

中国、中華圏進出支援の専門会社ローンチジャパンによりますと、コロナ対策による中国で隔離措置で新たな制度が始まりました。

 

まだ、始まったばかりの制度ですので、これから更に変わる可能性があります。全員がPCR検査を受けるのかも未確定の情報です。

 

中国へ入国する際、14日の隔離期間があることは報道されておりますが、2020年3月17日時点で、上海の空港ですが、その他の国内の空港で同様の措置がとられると思われます。

 

まだ、メディアでも取り上げられていない情報ですので、これから中国へ行く方は必読です。これから制度は更に変更される可能性もあり、本記事は参考程度にお願いします。この記事が間違っていた場合でも、一切の責任を負うことはできません。

対象国は日本からの入国者だけではありません

この記事を日本以外で読まれている方、自分は日本から中国へ入らないからと安心するのは早いです。この制度は、次の国から中国へ入る方全てに適用されます。

 

日本、韓国、イタリア、イラン、フランス、スペイン、ドイツ、アメリカ、イギリス、スイス、スウェーデン、ベルギー、ノルウェー、オランダ、デンマーク、オーストリア

今、出国前に用意すべきもの

まず、今回の制度は、入国者にはかなりの手間、負担になるものとなります。少しでも、負担を軽減するため今回の隔離措置で必需品を以下、お知らせします。

 

・スマホと中国大陸で使えるSIMもしくは、ポケットWIFI等

→これらがある前提で、検疫が行われます。もちろん空港のWIFIも使えると思いますが、國際ローミングで、電話番号の認証をしなければならなかったと記憶します。また、それでも、繋がらないこともあります。日本を出発する前に準備が必要です。

 

・マスク、使い捨て手袋、メガネ、全身を覆うレインコート等、防護グッズ、手の消毒グッズ

→感染者が周りにいるかもしれない環境に長時間いなければいけないので、感染リスクを減らせます。日本を出発する前に準備が必要です。

 

・中国国内で二週間の隔離する際の滞在先(自宅等)

→ シェアハウス等家族以外の人が複数いる部屋は、隔離先として不可になる可能性があるらしいです。

 

・中国での連絡先や、本人以外で連絡できる同僚や家族、友人などの連絡先。

→いろんな書類で書かされます。携帯のメモ等であらかじめ記入しておくと、いいでしょう。また、自分でペンを持っておくと衛生面でも安心です。

 

中国入国の際にあったほうがいいもの

 

・タオル、石鹸、シャンプー、歯ブラシ、スリッパ、紙コップ、寝袋等の宿泊用品

→用意されるホテルには、上記の用品に加え、布団すらありません。

 

・カップラーメン(使いす点フォークなど?)やお菓子(クッキー、カロリーメイト)などの食料

→PCR検査を待つホテルでは、クラッカーと水と牛乳等簡単なものしかなく、デリバリーはできません。特にお子様連れの方は、長時間待つ間に手を汚さないで食べられる食料を持っていくことをおすすめします。

2020年3月17日時点での隔離措置の変更点

これから変更の可能性もありますが、現在分かった、これまでとの変更点は以下です。

 

・新たに全員のPCR検査が必要。

 

・PCR検査の結果は、18時間から24時間を要するため、政府が用意したホテルに移動。

 

・PCR検査が陰性であれば、各居住エリアに移動。こちらは政府の用意した車(バン)での移動となります。車の数は限られており、車に乗れるまでに4時間かかりっております。

 

・上記移動は全て政府が用意したバスに乗らなければいけないので、同僚や家族は迎えにいけない。これは、中国国内でもまだ知らない方が多いので、本日出発される方は、現地の方に連絡をしておくことが必須となります。

新制度の具体的なステップは?

1.健康申报表という申請書をアプリ上で記入

→CAさんや、到着ゲートを進んだところにある検疫エリアにいる職員が、QRコードを掲げてますので、スマホで読み込んで下さい。

 

2.中华人民共和国出入境健康申明卡という手書きの書類を記入

→上記のアプリは、CAさんや、到着ゲートを進んだところにある検疫エリアでもらえます。

 

3.検疫官と面談。その際に2.の書類が必要。面談終了後、1.のアプリで申請がされているかを確認。

 

4.体温測定器を通過後2.の書類を提出、入国審査に進む際、外国人入国信息申报卡を渡され記入後、入国審査で提出。

 

5.入国審査終了後、自分の荷物を通常通りピックアップ後、上海の滞在先(自宅等)の区別に分かれたデスクに案内されパスポート情報、滞在先住所を登録。その後バスを待つ。

→滞在先(自宅等)住所登録後、滞在先にその区を管理している居委会の人が見回りにきます。シェアハウス等家族以外の人が複数いる部屋は、隔離先として不可になる可能性があるらしいです。

 

6.バス到着後各滞在先の区政府が用意したホテルにてPCR検査を実施。

→長い綿棒みたいなもので喉と鼻の奥からサンプルを採取されます。小さなお子さまにとっては、少し辛い検査になりますが、一瞬で終わります。

 

7.PCR検査の結果を待って、陰性であれば、滞在先まで、政府が用意したバスで移動。

→ホテルには宿泊に必要な用品が一切ないので、あらかじめ準備していったほうがいいです。

ホテルの費用について、質問が寄せられましたが、今のところ「無料」だそうです。

 

8.滞在先で二週間の隔離生活開始。

今回の検査の所要時間

さて、今現在、上海に降り立ったとしたら、どのくらいの時間で、検査を終えることができるのでしょうか?

 

今回の所要時間の現地報告です:

 

・到着から飛行機降りるまで  約2時間

・飛行機降りてバスを待つまで 約2時間

・バスの待ち時間       約3時間

・バス移動時間        約1時間

・PCR検査           約30分

・PCR検査陰性で、ホテルから家まで送り 

 車に乗れるまで約4時間

 

 まず、PCR検査を受けられるまでに、少なくとも7、8時間はかかることになります。

 

そして、この後、政府の用意したホテルに24時間ほど滞在することになります。

 

PCR検査は、先着順に1人ずつやるので、上記5.の時点で、後から受付された方は、数時間待つ可能性もあります。

コロナ対策先進国中国

隔離に加え、今回の新制度は、時間もかかり、旅行者に大きな負担となるものでありますが、新型コロナウイルスで甚大な被害を受けている中国として、コロナ対策では、妥協を許さない姿勢で臨んでおります。日本も学ぶことは多いのではと感じます。

 

早いうちにコロナの問題がなくなることを願うばかりです。

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