アンナ・ソロキンとは誰だったのか?バーニー・マードフ以来のNY大詐欺事件
事件の概要
600百億USDほどを盗んだとされるバーニー・マードフ事件に、金額は及ばないが、ニューヨークで起こった案件として、騒ぎになりそうな事案が発生している。
それは、アンナ・ソロキン(Anna Sorokin 28歳)の起こした詐欺事件である。
ソロキン氏は、四年間にわたり、億万長者の子孫アンナ・デルベイ(Anna Delvey)を名乗り数百万USDの基金があると詐称、ニューヨークのお金持ちからお金を借り、プライベートジェットを借りたり、高級ホテル滞在していたようです。
ある月には、ホテルや衣服などで、5万5千USDも使っていたといいます。
正体は?
公判でわかったことは、ソロキン氏は無一文であったことです。
ソロキン氏は、1991年(ソビエト時代)ロシアに二人姉妹の一人として生まれました。父親はトラック運転手(現在は空調の仕事をしているといいます)、母親は小さなコンビニ店舗オーナー(現在は主婦)でした。
16歳のとき、ドイツのコロンへ家族で移住、2011年に現地の高校を卒業しています。その後、イギリス留学(退学)を経験し、ドイツにてPRの仕事のインターンをし、フランスでPurpleというファッション誌のインターンにつきました。
そこからNYへ渡り、今回の大騒動をおこすことになります。
その後
彼女は20万USD詐取したことを認め、4年から最長12年の懲役が言い渡されました。2017年10月から拘束されているので、刑期に加算されるようです。
刑期は、服役中の態度によって変わります。
そしてドラマ化
そして、この事件について、プロデューサーShonda Rhimesがドラマ化の権利を獲得して、現在、Netflixにてドラマ化が進んでいます。
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